未来防災NET〜未来の災害を克服しよう!〜 


 災害を克服できる日本の地域社会の未来に向けて

2023年で関東大震災100年となります。阪神淡路大震災から四半世紀が過ぎ、東日本大震災から12年。多くの尊い犠牲と教訓から私達は災害を克服できる地域社会の実現が課題です。未来をひらく防災教育の推進を多くの皆様とのネットワークで取り組みたいと思います。

New!子どもと家庭の防災マニュアル 地震・火災・風水害編

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子どもと家庭の防災マニュアル公開しました

家にいる時に、地震、火災、風水害が起きたら?小学生高学年でも学校にいる時間は、1年間の2割以下で、8割以上の時間を家庭等で過ごして言います。災害での死亡者も多くは、家庭にいる時間帯、または家庭内でのものです。学校教育と保護者様の防災教育の指針としてマニュアルを作成しました。

◯子どもは、「ひけし」「あした」「はたす」などのキーワードで覚えられるようにしました。
◯保護者様への説明は多少詳しく書いてあります。すべて法令や災害教訓を根拠にまとめています

防災推進国民大会2023でオリジナルセッション神奈川Os-7を開催

「防災塾・だるま」(代表:鷲山)は9団体で連携して二日間にわたるオリジナルセッションを展開。大きな成果を残すことができました。(2023.11.20)

ぼうさいこくたい公式HP  オリジナルセッション神奈川Os-7マイページ

オリジナルセッション神奈川Os-7独自ページ bosai-kanagawa.net

鷲山発表資料 「地域をつなぐ地区タイムライン」
  〜公助・共助・自助タイムラインの統合による防災の未来像〜


追悼1945.3.10 東京大空襲を生き残った母の話(浅草:当事12歳)

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1945年3月10日の東京大空襲では、関東大震災での死者10万5千人に匹敵する犠牲がありました。殺人が政府の作戦として行われる戦争こそ、最大の災害です。
鷲山の祖母は関東大震災を本所で生き残り、その18年後に、祖母と母は東京大空襲を浅草で生き残ったっために、私の生があります。90歳となった母の空襲体験を伝承として保存したいと考えます。

👉東京大空襲体験者の話(浅草)のページ (証言動画等詳細資料)

社会科・総合・防災教材「綱島の洪水ものがたり」を作成しました。

2014年に作成した、「綱島洪水とのたたかい」を低学年や中学年でも使用できるように要約して再構成。「鶴見川総合治水対策」についての記述も充実させました。
4年生 先人の働き 5年生国土と防災 6年生江戸時代から現代までの歴史等
でご活用ください。

綱島の洪水ものがたり(A4ー2ページ版)👉PDFダウンロード

綱島洪水とのたたかい (防災戯曲)👉PDF版 👉Word版
 横浜市港北区における洪水災害の歴史と、それを克服してきた人々の物語を戯曲としてまとめました。2019年台風19号に持ちこたえた「鶴見川総合治水対策」に至る人々の災害との闘いを描いた教材です。気候変動による水害の激甚化の中、改めて洪水災害とそれと闘ってきた人々の物語を「伝承」として鶴見川流域の皆さんに知っていただきたいと思います。


横浜市立太尾小学区防災まちづくり連携

消防庁防災まちづくり大賞「総務大臣賞」受賞!
防災功労者内閣総理大臣表彰受賞!

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                        (2021.02.22)
太尾小学校学区の皆様は、地域・学校・保護者が連係して学校を拠点とした地域社会の再構築を実現。減災もそれを持続発展させています。その実績を調査書にまとめて報告させていただいたところ、最高位の栄誉が学区の皆様のものとなりました。東日本大震災の教訓を生かした学校を拠点とした防災まちづくりは、災害を克服できる地域社会創出の道標となるものと確信しております。(鷲山は2014~15年度校長在任。)

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2019年11月 学校授業参観共催太尾小学区地域防災拠点訓練の様子
全児童、職員、保護者、地域の全自治会、マンションが2000人もの規模で校庭に集結。
学校を拠点にまちが一つになる。

消防庁HPの「防災まちづくり大賞」発表ページ
消防庁地域防災室HP
新横浜新聞紹介記事
神奈川人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク記事

太尾小学校HP トップページに防災まちづくりの理念「ふるさと太尾構想」と学区の防災マニュアルがあります。

横浜市立北綱島小学校「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞 2018年度

港北区北綱島小学校の地域学校協働活動が他の模範と認められ、 平成 30 年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。地域の皆様、保護者、児童、職員の皆様の連携は持続発展しています。(鷲山は2010~2013年度校長在任)

2018年度文部科学大臣賞 横浜市教育委員会発表
 北綱島小学校関係学術論文 
   「コミュニティ・スクールにおける 学校防災の推進モデル~横浜市立 北綱島小学校の事例~」佐藤 健・桜井 愛子・小田 隆史・林田 由那・村山 良之・矢守 克也 資料


横浜市小学生用副読本「わたしたちの横浜」

        (横浜市全3年生に配付)
   第七章「横浜の大地」(鷲山執筆)を改訂しました。👉「横浜の大地」PDF
   すでに2020年度版印刷物から改訂されています。


自助・共助・公助の元は上杉鷹山

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防災の標語として使われる「自助・共助・公助」は江戸時代米沢藩の財政を立て直し。天明の飢饉を克服したと言われる上杉鷹山の言葉が元です。藩主として全身全霊で民を助けた鷹山ですが、扶助には限界があり、自助と、助け合える地域社会が必要と、その政策も推進しました。この言葉の背景や意味を深く理解し、未来をひらく、災害に強い地域社会と学校づくりを進められることを目指したいところです。

これも上杉鷹山の言葉です。災害を克服できる地域社会づくりは、やればできます




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