四つの避難場所を学校・地域・保護者・子どもたちが共有
大川小学校の事故調査報告書でも、「避難場所」についての混同があったのではないかと指摘されている。 実は、避難場所には何種類もある。災害の種類によっても避難場所は異なることがある。災害対策基本法等でも示されているが、名称は […]
子どもは8割強、学校外(自宅等)で被災する
東日本大震災は、時間帯としては、「珍しい」震災でした。何が珍しいかというと、実に珍しく、「児童が学校から下校に至る時間帯」に起きたことです。大川小学校等で学校管理下で児童が死亡したケースは、日本としては、稀有なことです。 […]
地域の防災と学校の防災
大川小学校の悲劇について、仙台高等裁判所の判決主文を見るに、行政、学校、地域での議論がされていなかったわでけでないことがわかる。校長経験者として言えるのは、どの学校でも校長は、地域のリーダーを大切にしているし、その意見に […]
登下校の安全教育とマナー指導を職員・保護者・地域と共通理解する
安全教育の第一歩は、登下校から始まる。 登下校は児童生徒の1日の中でも危険のある時間帯であろう。教師も保護者もいない街中を行動するので、自助・共助の力をしっかりつけるとともに、人に迷惑をかけないマナーの指導が必要である。 […]
登下校対応マニュアルの整備 職員・保護者の共通理解の確立
学校は、児童生徒が登校して教育活動が行われるので、まずは、登下校時に災害等が予想される場合には、どうしたら良いのか、共通理解を確立し、児童生徒に教育するのも防災教育の第一歩である。 また、これは、保護者の皆様への防災教育 […]
学校防災教育のカリキュラム・マネジメント
公立の小学校や中学校は、その児童生徒は基本的に地域の保護者(児童生徒がいる現役世代の地域住民)を対象に教育活動を実施しています。 防災教育を行う上で、発達段階と、教科領域に対応した防災教育を実施することができるし、また、 […]
文部科学省の防災教育指針
学校における防災教育への指針は、有識者を交えた検討の結果、しっかりと示されている。私が校長として実践してきたことはその方針を実現してきたものである。今、教員の負担軽減、働き方改革が課題となっているが、児童生徒の生命、地域 […]
マンション防災を考える
私は、阪神淡路大震災が起きた1995年当時165世帯の新築マンションの初代理事長でした。以来マンション防災担当として取り組んできた資料の例案を公開します。 私が住むマンション管理組合HP メイツ大森西管理組合HP 〇〇マ […]
地震火災の脅威を克服するには
関東大震災、阪神淡路大震災を経て、日本の建築物の耐震性はかなり向上しました。また、耐火性も向上させた家が増えていく一方、耐震性の低い建物、民家の密集状態を見ると、暗澹(あんたん)たる気持ちになります。東京、横浜、名古屋、 […]
東日本大震災地域防災の教訓
震災前にしておきたかったことは防災教育! 東日本大震災の甚大な被害。犠牲になられた人々のご冥福をお祈りいたします。そして、終わらぬ災害の中で生活されている皆様、復旧、復興に取り組まれている皆様にお見舞い申し上げます。被災 […]