過去の震災の教訓(死者の声を聞く)

 地震(地面が揺れる地震動だけ)で人は死にません
 過去の三つの大震災の死亡原因を見ましょう。

 関東大震災=   9割が火災により死亡
 阪神淡路大震災= 83%割が家屋倒壊 13%が家屋の倒壊
 東日本大震災=  90%が津波

H29港北区人権防災講演会(PPT圧縮)2.030.jpeg


 では、「未来の災害」であなたが、あなたの大切な家族が、あなたの大切な家が、地域が生命を守り、幸せな生活を守り、地域社会を守るために、何をすべきか?
 
 それが「防災」です。

  下の図は、370万人都市、横浜の未来予測される災害における死亡原因です。

H29港北区人権防災講演会(PPT圧縮)2.031.jpeg

  家屋倒壊・家具転倒・火災・津波 この死因を「震災の四苦」と考えます。
 
    あなたの家の、地域の、職場に、このリスクがどのように潜んでいるのか?
 考え、対策を家族、地域社会で共有して、実行できるようにして行くことが

 「未来防災」です。

H29港北区人権防災講演会(PPT圧縮)2.034.jpeg

 あなたや家族の生命や身体を危険を及ぼすもので、身近にあるのは家の中にある家具や様々な「物」です。
 震度6強以上となると、地面が動く、建物が動く、それに慣性の法則でついていけないすべのものは倒れたり、飛んだり、落ちてきたりします。
 
 地震活動は、日本列島の大地を変動させ、創ってきた自然現象。
 近い未来に必ず起きるその地震動と共存して、命と幸せを守って行くことが防災です。
 耐震化、耐火、家具固定、などのハード面の改善は何よりも必要です。
 そして、災害に備える人々の「心」を育てて行くことが防災教育です。


未来防災NET 2024