地域の防災と学校の防災

 大川小学校の悲劇について、仙台高等裁判所の判決主文を見るに、行政、学校、地域での議論がされていなかったわでけでないことがわかる。
 校長経験者として言えるのは、どの学校でも校長は、地域のリーダーを大切にしているし、その意見に耳を傾けている。
 そして、どの地域や学校でもありがちなことで、結論が出ないまま時間が過ぎていったことも見て取れる。
 何事も、共通理解を確立することにはエネルギーが必要である。
 また、学校、地域、保護者(学齢期の子どものいる現役世代の地域住民)で訓練などを協働するのにもかなりハードルがあるかもしれない

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しかし、「学校・地域・保護者連携」は次の理由から可能である。

・学校は地域社会の様々な拠点である
・学校は子ども達と保護者に防災を学ぶ機会を提供できる
・こどもを守るためなら、学校・地域・保護者は連携できる

未来防災NET 2024