大川小学校の悲劇について、仙台高等裁判所の判決主文を見るに、行政、学校、地域での議論がされていなかったわでけでないことがわかる。
校長経験者として言えるのは、どの学校でも校長は、地域のリーダーを大切にしているし、その意見に耳を傾けている。
そして、どの地域や学校でもありがちなことで、結論が出ないまま時間が過ぎていったことも見て取れる。
何事も、共通理解を確立することにはエネルギーが必要である。
また、学校、地域、保護者(学齢期の子どものいる現役世代の地域住民)で訓練などを協働するのにもかなりハードルがあるかもしれない。
しかし、「学校・地域・保護者連携」は次の理由から可能である。
・学校は地域社会の様々な拠点である
・学校は子ども達と保護者に防災を学ぶ機会を提供できる
・こどもを守るためなら、学校・地域・保護者は連携できる